ピーリング の 種類 について
ピーリング って名前のついた製品をよく見かけるようになりましたよね。
私が知ったのは“ピーリング石鹸”からだったので、
ピーリングと聞けばこの“ピーリング石鹸”のことだとばかり思ってました。
そして、ピーリングって角質ケアでしょ?くらいとしか思ってませんでした。
古い角質をはがすことで、ターンオーバーを促進させる美容法なので、
ほぼあってはいるんですが、
その ピーリング にも実は色々な種類があったんですね^^
皮膚科、美容外科、形成外科などなどで
行われている“ピーリング”なんて本当にさまざまだし、
自宅で簡単にピーリングが!と謳っている製品も
石鹸やジェルなど色々あって、配合されている薬品や
濃度もさまざま…。
【ピーリングの種類について…】
ピーリングはザックリ分ける2つに分けられるようです。
●ケミカルピーリング…化学薬品を塗って、古い角質を取り除く方法です。
使用する薬剤の種類・濃さを変えることによって、
ピーリングの浅さや深さを調整できます。
使用される薬品は色々で、弱いものから強いものまで
あり、効果もさまざま。
自宅でケアが可能な
“ピーリング石鹸”や“ピーリングジェル”も
ケミカルピーリングの一種になるようです。
●物理的ピーリング…ソルトピール、ダイアモンドピールなど。
水酸化アルミニウムやダイヤモンドなどの固い粒状のもの
などを使用して、古い角質を取り除く方法です。
レーザーピーリングも、物理的ピーリングに入るようです。
光線の物理的刺激作用により、
古い角質を取り除く方法です。
クリスタルピーリングも物理的ピーリングに入ります。
酸化アルミナの粉を皮膚に吹きかけ、
古い角質を均一に取る方法のこと。
あくまで私個人が調べてみた結果なので、全てではありませんが、
“ピーリング”と呼ばれているものは本当にたくさんありました。
美容クリニックで行われているピーリングは
それぞれ呼び名が変わっているものもあり、本当に様々!
ケミカルピーリングに関しては、薬剤の種類がとても多かったです。
中でもこんな↓ピーリングがよく行われているようです。
【ケミカルピーリングの種類】
●AHAピーリング…AHAとはアルファヒドロキシ酸の略で、
グリコール酸・乳酸・リンゴ酸・酒石酸・クエン酸などを
用いたピーリングのことで、別名フルーツ酸とも呼ばれてます。
果物やワイン、発酵乳、サトウキビなどに含まれる
天然成分から抽出される“酸”なので、
肌への刺激が弱いので、
危険性が少なく、安全性の高い成分です。
施術後、肌が炎症を起こしたりするダウンタイム(※)も
ないものが多いのが特徴なんですね。
自宅でケアできるピーリング石鹸には
AHA配合のものがほとんどのようです。
●サリチル酸マクロゴールピーリング (スノーピーリング)
…従来のサリチル酸だけを使ったピーリングだと、
刺激が強く、ダウンタイム(※)が1週間ほど必要でしたが、
マクロゴールタイプでは通常のケミカルピーリングよりも
赤みや痛みもなく、それでいてコラーゲンの造成は
TCAピーリングにも匹敵するといわれているようです。
だけど施行直後、肌の状態を見て、
お化粧ができないこともある…と書かれているところも…。
つまりダウンタイムがあるってこと?!
●TCAピーリング…・トリクロール酢酸という強い酸で行うピーリングで、
ダウンタイムがあります。
強い酸なだけに、効果も高いし、
コラーゲン造成の効果を高めてくれる作用も
あるんだそうです。
どうも、個人輸入などでもTCAピーリングのセットを
購入することができるようなんですが、危険なので
止めましょう!
やはり、美容外科などで、専門知識を持った先生に、
施術してもらうべき美容法です。
(※)ダウンタイムとは…施術してから回復するまでの期間のことをいうようです。
特に美容整形の治療では、麻酔による腫れや
手術に伴う腫れ、むくみ、アザなどができやすく、
日常活動が制限されることがあるんだそうで、
同程度の後遺症でも、職業や本人の意識によって
回復期間には違いがあるけど
手術前の生活を取り戻せるまでの時間のことを
いうそうです。
他にも、フェノールピーリング、ジェスナー液ピーリング、
レチノイン酸ピーリング、などがなどあるんですが、どれも
美容外科や皮膚科医で自分の肌質にあった方法を相談して
使用する酸の濃度も体質に合わせて行うことが大切だと思います!
正しい専門知識を持ったクリニックであれば、
危険度は低いですが、間違って使用すれば危険なピーリングもあります。
ピーリングの施術には過去に色々問題があったようです→ピーリングの歴史
なので、本格的に“ピーリング”やりたい!って方は
できるだけエステでは
なくなるべく信用度の高い皮膚科、美容外科、
形成外科などを見つけることが大切だと思います。